今年の鬼来迎は、小雨の中行われました。

例年8月16日に虫生の広済寺で国の重要無形民俗文化財に指定されている「鬼来迎」が、小雨の中披露されました。

鬼来迎は、鎌倉時代を起源に800年以上続く仏教劇で、因果応報や勧善懲悪の理法を説くもので、地元住民がお盆の行事として16日に演じているものです。

あいにくの小雨でしたが、約200人が訪れ、最初に今年生まれた赤ちゃんの無病息災を祈願して鬼婆の「虫封じ」に続き、生前の罪で地獄に落ちた亡者が、やがて観音菩薩に救われるまでの仏教劇四幕に見入っていました。

 

 

 

この模様は9月16日(土)午後8時30分から千葉テレビ「虫生の里に鬼が舞う~地獄劇の鬼来迎~」として放映されます。是非ご覧ください。

また、9月17日まで図書館二階で、匝瑳市出身の小関与四郎氏の撮影した「鬼来迎」の写真展示企画展が開催されています。こちらにも是非足をお運びください。