当協会浅野会長の熱き思いが、季刊誌「地下水」に掲載されました!

一般社団法人化された当協会の今後について、浅野孝男会長が「地下水」平成30年2月号に、その熱き思いを寄稿しました。全文を掲載いたしますので、是非ご一読ください。

町観光協会が法人新組織に発展

平成29年4月3日、「横芝光町観光協会」が多くのご賛同とご支援のもと「一般社団法人.横芝光町観光まちづくり協会」へと生まれ変わりました。

これまでの行政主導の組織から自立して、協会が主体的に観光振興のまちづくりを目指し、事業を行ってゆくものであります。

横芝光町が誕生して、現在12年目を迎えていますが、これまで旧光町、旧横芝町では観光振興の方針が環境的.歴史的な相違から、行政機関.観光協会とも、全町的統一方針による考え方での事業が進みにくいきらいがあったように感じていました。そこで新たな価値観のもと、組織形態や役員構成を斬新的に見直したところであります。

また行政主導の協会活動では経済的事業に制約が生じる場合があります。

そして町財政の観点から予算の縮減策にも鑑み、以前からの法人化に向けた方針もあり、現在進めている各種観光振興事業をより全町的.積極的に推進しようとするものであります。

さらに町経済の活性化をも図る、まちづくり施策の観点から「一般社団法人.横芝光町観光町づくり協会」と命名し誕生となったわけです。

 

ここで現在の事業事例を紹介させていただきますと。

「坂田城跡梅林保全事業」があります。これは千葉県随一といわれる一千本の坂田梅林を守り育て、地域の活性化に繋げようという取り組みです。

昨年刊行されました「地下水」にて「坂田城跡梅林の梅が世界の梅酒に」というタイトルで紹介をさせて頂きましたが、本年度より法人なりした「観光まちづくり協会」は町経済への波及効果も視野に、「梅酒」だけではなく「各種梅干し」の製造販売を成功させ、観光まちづくり協会の運営資金としつつ、梅農家さんの収入増をも図る試みにチャレンジをしております。

因みに、今年の梅まつりには一万人以上の人々が坂田城跡梅林に訪れ、梅農家さんが販売している「自家製梅干し」はほとんど梅まつり中に売切れとなってしまいました。

また梅まつり期間中に開催されました、JR主催の「駅からハイキング」にも町外より電車に乗って大勢の人たちが訪れ、一瞬町中が一大観光地にでもなったような光景を見ることができました。おかげさまで街中の飲食店も随分賑わったと聞いております。こうして多くの観光来遊客が訪れ、横芝光産の美味しさを味わい、お土産には各種野菜や自家製梅干しなどの町内特産品を買って頂ければと期待をしています。

特に「坂田梅林産の特性梅干し」は横芝光のブランド品になるかも!と大きな期待をしています。

またこの成功事例に呼応して、町内宿泊組合の皆さんも独自に「坂田梅林産南高梅干し」を製造販売し、好評を博しています。そして宿泊業者さんそれぞれが梅の収穫体験をはじめ、様々な体験観光を企画し多くの観光来遊客の取り込みにチャレンジをしています。

これらの成功事業の先には私たちが目指そうとしている、坂田梅林の保全と町経済活性化への波及効果が図れ、総合的な観光振興へと繋がってゆくことを期待するものであります。

今回の「地下水」が発行される頃はちょうど「坂田城跡梅まつり」が開催されている頃と思います。私たちの想いを少しだけ気にかけて頂きながら・・・多くの方々に訪れて頂ければと願っています。

 

平成30年3月に梅まつりが終わりますと、いよいよ【横芝駅前情報交流館.ヨリドコロ】が竣工いたします。運用開始は四月後半の予定だそうです。

この「駅前情報交流館」実現の背景というのは平成29年度中に限り国の地方創生政策の一つとして特別に予算化されたものです。予算獲得については町担当課及び千葉大グループの方々の積極的な努力が実ったものであります。

そして【駅前情報交流館-ヨリドコロ】完成のあかつきには、法人なりした「横芝光町観光まちづくり協会」が運営管理を任されることになっており、協会の本店事務所ともなります。

【駅前情報交流館.ヨリドコロ】は、町を元気にする「賑わい拠点」とし、①横芝駅待合機能 ②各種観光情報案内 ③移住定住.空き家.雇用情報等のワンストップ相談窓口 ④駅前マルシェを始め町特産品販売コーナーと飲食コーナーの設置 ⑤二階多目的ホールでの各種イベント開催等々、官民一体の取り組みは横芝光町の活性化に大きな役割を果たすことになると思います。

 

私たち「観光まちづくり協会」はただいま紹介させていただきました「坂田梅林保全事業」や「駅前情報交流館.ヨリドコロ」等々での活動を通じ、多くの町民の方々が、「誇れる我が町、住み続けたい我が町、豊かな我が町」と実感できるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

そのためには行政機関、議会、商工会、農業振興会他、多くの皆さんとともに問題意識を共有し、真に協働の町づくり体制が求められます。

未来に希望の持てる横芝光町のために!

 

横芝光町観光まちづくり協会会長  浅野孝男

千葉県観光商談会に参加しました。

10月27日東京・錦糸町で開催された「千葉県観光商談会」に参加しました。

このイベントは、千葉県の魅力的な観光素材を東京圏の旅行業者・メディア等に積極的にアピールし、観光来客促進につなげるための交流商談会です。

会場には千葉県の39団体の観光事業者97名、東京圏の旅行会社20社86名、メディア6社12名が参加しました。

 

 

商談会では、わが町は旅行会社5社に町の魅力を紹介し、「梅まつり」や様々な体験プログラムの組み合わせができることを知っていただきました。

宿泊施設では、同行したNANJA MONJAの秋葉さん、ソーセージ作り体験については、フードショップいちはらの市原理事が、熱のこもった説明をしてくださいました。

旅行会社からは、今まで知らなかった横芝光町の観光資源に様々な質問がありました。とても良い商談ができたと思います。

 

体験イベントでは、大木式ソーセージ、梅酒、斎藤ぶどう園の葡萄酒の試食と試飲を参加者にしていただきました。

とても大勢の人々が、ブースに集まってきて、ソーセージを試食して、梅酒・葡萄酒を試飲してくださり、大好評でした。

一気に会場が盛り上がりました。

別会場の交流会でも、梅酒・葡萄酒が人気であっという間になくなりました。

これを機会に旅行会社の企画で、たくさんの観光客が来町されることと思います。

 

梅の剪定講習会実施!!

坂田城跡梅林内で下記のとおり梅の剪定講習会を実施します。

興味がある方は是非ご参加ください。

 

日時:平成29年11月1日(水) 9:00~12:00

※雨天の場合は2日(木)に延期

場所:坂田城跡梅林内(坂田城跡梅まつり会場周辺)

講師:山武農業事務所 担当官

持物:剪定ばさみ、脚立(お持ちでない場合はこちらで準備いたします)

費用:無料

申込:電話にて10月30日(月)までにお申し込みください。

 

※ご参加いただける方は直接坂田城跡梅林内(坂田城跡梅まつり会場周辺)にお集まりください。

※今年度の「坂田城跡梅まつり」は2月24日(土)~3月11日(日)を予定しています。

 

【申込み・お問合せ先】

(一社)横芝光町観光まちづくり協会

TEL 0479-74-8585